はじめに|この記事は「予想の正解」を教えるものではありません
競馬予想で、こんなふうに感じたことはありませんか?
- 情報はたくさん見たのに、結局どれを信じればいいか分からない
- 考えれば考えるほど、予想がブレてしまう
- レース直前になって、時間だけが過ぎていく
これは「知識が足りない」からではありません。
考える順番が分からないだけのことがほとんどです。
この記事では、
- 当たる馬を断定する
- 完璧な予想を作る
ことは目的にしません。
代わりに、
レース前30分で、何を・どんな順番で考えればいいかを
そのまま真似できる形でまとめています。
予想が当たるかどうかよりも、
**「自分なりに納得できたか」**を大切にしたい方に向けた
実戦用の記事です。

全部分からなくて大丈夫ですよ😊
今日は“考える順番”だけ持ち帰ってもらえたらOKです
STEP0|まず決める。「今日は予想する?しない?」
いきなり馬を選ぶ前に、
最初にやってほしいことがあります。
それは――
「今日は本当に予想する日か?」を決めることです。
競馬は毎週たくさんのレースがありますが、
すべてを予想する必要はありません。
たとえば、
- 馬場が極端に悪くて、情報が少ない
- 展開がどうなっても不思議じゃないメンバー構成
- 時間がなくて、落ち着いて考えられない
こんな日は、
無理に予想しない判断も立派な選択です。
予想を「しない」「見るだけ」にすることで、
- 余計な迷いが減る
- 次のレースで判断がブレにくくなる
というメリットもあります。
このブログでは、
「当てに行く日」と「見送る日」を分ける考え方を大切にしています。
まずはここで、
「今日は予想する日だな」と決められたら、
次のステップに進みましょう。

予想しない判断ができるようになると、
不思議と“予想する日”の精度も上がってきますよ😊
STEP1|最初に見るのは「馬場状態」
予想すると決めたら、
最初に必ず確認するのが馬場状態です。
理由はシンプルで、
馬場が変わるだけで、レースの性格そのものが変わるからです。
同じコース・同じ距離でも、
- 良馬場なら、実力やスピードが出やすい
- 道悪なら、パワーや先行力が重要になる
といったように、
有利になる馬のタイプがガラッと変わることがあります。
ここで大事なのは、
馬場を「細かく分析しよう」としないこと。
初心者の方は、まず
- 今日は良馬場か
- それとも少しでも道悪か
この2点を意識するだけで十分です。
「今日は良馬場だから、まずは能力通りに考えよう」
「今日は道悪だから、切れ味タイプは少し割り引こう」
この前提を決めるだけで、
このあと考える内容が一気に整理されます。
馬場状態についての詳しい考え方は、
別の記事で解説していますが、
ここでは「予想のスタート地点」だと覚えておいてください。
馬場状態の見方をもう少し詳しく知りたい方は、
▶︎ 競馬の馬場状態とは?良・稍重・重・不良の違いと予想への活かし方
で、初心者向けに基本から解説しています。

馬場は“今日のレースの性格”みたいなものです😊
ここを決めてから考えると、迷いにくくなりますよ
STEP2|脚質と展開を「ざっくり」想像する
馬場の前提が決まったら、
次に考えるのは 脚質と展開 です。
ここで大切なのは、
展開を正確に当てようとしないこと。
初心者の方がやりがちなのは、
- 逃げるのはこの馬
- この馬がハナを切って
- 途中でこうなって、最後はこう…
と、細かく考えすぎてしまうことです。
ですが実際のレースでは、
思った通りに展開が進むことのほうが少ないですよね。
このステップでやるのは、
「だいたいこんな流れになりそうだな」
という“方向感”をつかむことだけです。
まずは脚質のバランスを見る
出馬表を見て、次の2点だけを確認してみましょう。
- 逃げ・先行タイプは多いか、少ないか
- 差し・追込が多いか、少ないか
これだけでも、
- 前が多ければ、ペースは速くなりそう
- 前が少なければ、落ち着いた流れになりそう
といった 大まかなイメージ が見えてきます。
ここでは、
「誰が逃げるか」を決めなくてOKです。
ペースは「速い or 遅い」の二択で考える
展開予想で迷ったら、
難しく考えずに 二択 に落とします。
- 前半が速くなりそうか
- それとも落ち着きそうか
この判断だけで十分です。
なぜなら、
- 速くなりそうなら、差し・追込に目が向く
- 落ち着きそうなら、先行馬が粘りやすい
と、狙う馬のタイプが自然に絞られるからです。
完璧な展開を当てなくても、
「方向が合っている」だけで、
予想はかなり整理されます。
展開が読みにくいときは、無理しない
中には、
- どの馬が前に行くか分からない
- ペースが全く想像できない
そんなレースもあります。
この場合は、
「展開が読みにくいレースだな」
と判断できた時点でOKです。
無理に結論を出そうとせず、
- 点数を絞らない
- もしくは見送る
という選択肢を残しておきましょう。

展開は“当てるもの”じゃなくて、
“振り回されないためのヒント”くらいで大丈夫ですよ😊
脚質や展開の考え方については、
▶︎脚質ごとの有利・不利と展開予想のコツ【初心者必見】
▶︎ 展開が読みやすいレース・読みにくいレースの見分け方
で、それぞれ分かりやすくまとめています。
このSTEP2の目的は、
馬を決めることではありません。
次のSTEPで条件を整理するための土台を作ること。
ここまで来たら、
だいぶ予想の軸がブレにくくなっているはずです。
STEP3|距離・コース・枠順は「補正」として使う
STEP1・STEP2で、
- 馬場の前提
- 脚質と展開の方向
が決まりました。
ここでようやく登場するのが、
距離・コース・枠順です。
大事なことなので、先に結論を言います。
この3つは、
予想の主役ではありません。
あくまで、
これまで考えた内容を
微調整(補正)するための材料です。
距離は「合っているかどうか」だけを見る
距離については、
細かく適性を突き詰める必要はありません。
初心者の方は、まず
- 明らかに長すぎないか
- 明らかに短すぎないか
この2点だけを確認しましょう。
「この距離で何度も好走している」
「延長・短縮で明らかに合っていなさそう」
このレベルの判断で十分です。
距離は
合っていればOK、合っていなければ割引
くらいの感覚で使いましょう。
距離適性については、
▶︎ 競馬の距離適性とは?延長・短縮の買いと消しを初心者向けに徹底解説
で、判断の目安を詳しく解説しています。
コースは「有利・不利の傾向」を見る
次にコースです。
コースを見る目的は、
誰が有利になりやすいかを知ること。
- 直線が長い → 差しが届きやすい
- 小回り → 先行が有利になりやすい
- 坂がある → パワーが必要になりやすい
といった
大まかな特徴だけでOKです。
ここでも、
細かいデータを覚える必要はありません。
STEP2で考えた展開と
「ズレていないか」を確認する使い方が基本です。
コースごとの特徴については、
▶︎ 競馬のコース特徴で変わる有利・不利|直線・坂・芝ダートをやさしく解説
を参考にしてみてください。
枠順は「最後に見る調整役」
枠順は、
どうしても気になりやすい要素ですが、
最後に見るくらいがちょうどいいです。
理由は、
- 馬場
- 展開
- コース
これらの影響を
一番受けやすいのが枠順だからです。
たとえば、
- 道悪で内が荒れていそう
- 先行が有利なコースで外枠
といった場合に、
評価を少し上下させるイメージで使いましょう。
枠順だけで
馬を買ったり消したりする必要はありません。
枠順の基本的な考え方は、
▶︎ 枠順の有利・不利とは?内枠・外枠で何が変わるのかをやさしく解説
で整理しています。
条件が食い違ったら「主役」に戻る
もし、
- 距離は良いけど、展開が合わない
- 枠順は良いけど、馬場が不向き
と、条件がバラバラになったら、
STEP1・STEP2に戻って考える
これが基本です。
距離・コース・枠順は、
あくまで「確認役」。
迷ったときは、
先に決めた前提(馬場・展開)を優先しましょう。

条件はたくさんあっても、
“主役”はいつも1つだけで大丈夫ですよ😊
このSTEP3まで来ると、
- 何を先に考えて
- 何を後回しにすればいいか
が、かなり整理されているはずです。
次はいよいよ、
それでも迷ったときの考え方に進みます。
STEP4|それでも迷ったときの「優先順位」を決める
STEP3まで進んでも、
- どの馬にも一長一短がある
- どうしても評価が割れる
そんな場面は、必ず出てきます。
ここでやってはいけないのが、
すべての条件を同じ重さで考え続けることです。
条件が増えるほど、
予想はブレやすくなります。
だからこそ、
このSTEPでははっきり決めます。
今日は「何を一番信じる日」なのか?
迷ったときは、
次の問いを自分に投げかけてみてください。
「今日は、何を一番信じて予想している?」
たとえば、
- 馬場のクセが強い日
- 展開が読みやすい日
- 能力差がはっきりしている日
など、レースごとに
“主役になる条件”は変わります。
ここで重要なのは、
主役を1つだけ決めることです。
優先順位の決め方(シンプル版)
初心者の方におすすめなのは、
次のように考えることです。
- 馬場に強いクセがある → 馬場を最優先
- 展開がはっきりしている → 展開を最優先
- 条件が揃っていて力差がありそう → 能力を最優先
すべてを同時に完璧に満たす馬はいません。
だから、
「今日はここを信じる」
「それ以外は多少目をつぶる」
この割り切りが、
予想を一気に楽にしてくれます。
迷いが消えない日は「無理に決めない」
それでも、
- どうしても主役が決められない
- どの条件も同じくらい揺れる
そんな日は、
その時点で“難しいレース”だと判断してOKです。
- 点数を増やさない
- 馬券を軽くする
- もしくは見送る
これも、
立派な予想の一部です。

迷ってるってことは、
ちゃんと考えてる証拠ですよ😊
今日は“決めない判断”もアリです
このSTEP4の目的は、
正解を出すことではありません。
自分で決めた理由を、
ちゃんと説明できる状態で予想を終えること。
ここまで来れば、
もう予想に振り回されることは
かなり少なくなっているはずです。
STEP5|馬券を買う/見送る判断をする
STEP4まで進んだら、
最後にやることはシンプルです。
「この予想で、馬券を買うかどうか」を決めること。
ここで大事なのは、
「当たりそうかどうか」ではありません。
馬券を買う基準は「納得できているか」
馬券を買うときは、
自分にこう聞いてみてください。
- なぜこの馬(この組み合わせ)を選んだのか
- どこを一番信じた予想なのか
- 外れたとしても、理由を説明できるか
この3つに
「はい」と答えられるなら、
その予想は買っていい予想です。
逆に、
- なんとなく人気だから
- 最後に迷って適当に決めた
- 当たる気はしないけど買ってしまう
こんな状態なら、
無理に馬券を買わなくてOKです。
点数は「不安の量」ではなく「自信の量」で決める
初心者の方ほど、
不安になると点数を増やしがちです。
ですが、
点数が増えるほど、
「何を信じた予想なのか」は
分かりにくくなってしまいます。
おすすめなのは、
- 自信があるとき → 点数を絞る
- 迷いが多いとき → 馬券を軽くする、または見送る
という考え方です。
点数は、
不安を埋めるためのものではありません。
見送る判断も「立派なゴール」
予想のゴールは、
必ずしも「馬券を買うこと」ではありません。
- 条件が噛み合わなかった
- 主役を決めきれなかった
- 今日は見るだけにしたほうがよさそう
そう判断できたなら、
その時点で予想は成功です。
「買わなかったレース」も、
次に活かせる大事な経験になります。

馬券を買わない日があるからこそ、
買う日の判断がブレにくくなるんですよ😊
実際の馬券の買い方や、
「どれを選べばいいか分からない」と感じた方は、
▶︎ 【完全初心者向け】競馬の予想から馬券の買い方まで徹底ガイド
もあわせて読んでみてください。
このSTEP5まで終えたら、
もう無理に結論を出す必要はありません。
考える → 決める → 納得して終わる。
それが、このブログが大切にしている
競馬予想の形です。
まとめ|この順番を覚えるだけで、予想はブレにくくなる
この記事では、
レース前30分でできる競馬予想の考える順番を
STEP形式で見てきました。
最後に、
もう一度だけシンプルに振り返っておきましょう。
レース前に考える順番(おさらい)
- 今日は予想する?しない?を決める(STEP0)
- 馬場状態でレースの前提を作る(STEP1)
- 脚質と展開をざっくり想像する(STEP2)
- 距離・コース・枠順で補正する(STEP3)
- 今日は何を一番信じるかを決める(STEP4)
- 馬券を買うか、見送るか判断する(STEP5)
すべてを完璧にやる必要はありません。
- 今日はSTEP2までで十分な日
- STEP4で迷って見送る日
そんな日があっても大丈夫です。
「考える競馬」は、正解を当てることじゃない
競馬予想というと、
どうしても「当たった・外れた」に目が行きがちです。
でも本当に大切なのは、
- なぜその予想をしたのか
- 自分で納得できる判断だったか
この部分です。
結果がどうであれ、
自分の考えを持って予想できたレースは、
必ず次につながります。

うまくいった日も、ダメだった日も😊
“考えた時間”はちゃんと積み重なっていきますよ
このブログでは、
「考える楽しさ」を大切にしながら、
競馬と付き合っていくことを目指しています。
今日のレースで、
すべてを使わなくても構いません。
まずはこの順番を意識して、
一つでも“自分で決めた判断”を作ること。
それが、
ブレない予想へのいちばんの近道です。
