「この馬、能力は高いはずなのに…なぜか走らない」
競馬を見ていると、こんな場面に出会ったことはありませんか?
実はその原因、馬場状態と脚質のミスマッチかもしれません。
同じ脚質の馬でも、
・良馬場なら切れる差し馬
・道悪になると止まってしまう差し馬
・逆に、道悪で一気に浮上する先行馬
というように、馬場が変わるだけで有利・不利はガラッと変わります。
これを知らないと、
「この馬、弱くなった?」
「なんでこの人気薄が来たの?」
と、結果だけを見て首をかしげることになりがちです。
この記事では、競馬初心者の方でも分かるように、
・良馬場 × 脚質の考え方
・道悪(稍重・重・不良) × 脚質の考え方
・馬場が変わった時に、どの脚質を重視すべきか
を、実戦で使える形でやさしく解説していきます。
読み終わるころには、
「今日はこの馬場だから、この脚質を狙おう」
と、理由を持って馬を選べるようになるはずです。

馬場と脚質は“セットで考える”のがコツ😊
ここが噛み合うと、予想の精度が一段上がりますよ。
① 良馬場 × 脚質の考え方
良馬場とは、雨の影響がほとんどなく、コース状態が安定している馬場です。
この状態では、
馬のスピード能力や本来の脚質が、そのまま結果に出やすい
というのが最大の特徴になります。
良馬場の基本的なレース傾向
良馬場では、
- 地面が安定していて、スピードが出やすい
- 極端に前が止まったり、後ろが届かなかったりしにくい
- 能力差・脚質の差が素直に表れやすい
といった傾向があります。
そのため、良馬場は
「競馬の基本通りに考えてOKな馬場」
と覚えておくと分かりやすいです。
良馬場で有利になりやすい脚質
逃げ・先行馬
- スムーズに先手を取れる馬は、そのまま粘り込みやすい
- 無理に競られなければ、最後まで脚が残りやすい
👉 展開が落ち着けば、前残りも十分にある
差し馬
- 直線でしっかり加速できる
- 本来の切れ味を発揮しやすい
👉 良馬場は差し馬にとって一番能力を出しやすい舞台
追込馬
- 展開次第では一気の差し切りも可能
- ただし、ペースが遅いと届かないことも
👉 能力は出せるが、展開の助けは必要
良馬場で不利になりやすいケース
良馬場そのものが「不利」になる脚質は少ないですが、
- パワー型でスピード不足の馬
- 道悪専用タイプの馬
は、良馬場だと持ち味を活かしにくいことがあります。
「道悪でしか好走していない馬」は、
良馬場では一度評価を下げて考えるのが無難です。
初心者はどう予想に活かす?
良馬場のときは、シンプルに
- 距離適性
- コース形状
- 脚質
といった基本要素をそのまま信じてOKです。
「今日は良馬場だから、能力通りに走れるはず」
この考え方を軸にすると、予想がブレにくくなります。

良馬場は“いちばん素直な馬場”😊
まずは脚質の基本通りに考えるのが、いちばん近道ですよ。
② 道悪(稍重・重・不良)× 脚質の考え方
道悪とは、雨などの影響で馬場が悪化した状態のことです。
JRAでは主に「稍重・重・不良」に分けられます。
この状態になると、良馬場とは真逆で、
スピードよりもパワー・粘り・位置取りが重要になります。
「能力が高い馬」よりも
**「馬場に合う馬」**が結果を出しやすいのが道悪の特徴です。
道悪馬場の基本的なレース傾向
道悪になると、
- 地面が緩く、スピードが出にくい
- 後ろからの加速が効きにくい
- 前で立ち回れる馬が有利になりやすい
といった傾向が強くなります。
特に重・不良まで悪化すると、
**「差し・追込が届かないレース」**が一気に増えます。
道悪で有利になりやすい脚質
逃げ・先行馬
- 先行してバテにくい
- 泥を被らず、自分のリズムで走れる
👉 道悪では最も信頼しやすい脚質
パワー型の先行馬
- スピードは平凡でも、粘り強い
- ダート実績や道悪実績がある馬
👉 人気薄でも要注意
道悪で不利になりやすい脚質
差し・追込馬
- 脚を取られて加速しにくい
- 外を回されると一気に消耗する
👉 良馬場向きの切れ味タイプは評価を下げる
瞬発力タイプ
- 一瞬のキレが武器の馬
- 直線で伸びきれないことが多い
👉 上がり最速でも届かないケースが多発
稍重・重・不良のざっくり考え方
- 稍重:まだ能力差が出やすい
- 重:先行・パワー重視
- 不良:前に行ける馬を最優先
初心者の方は、
「馬場が悪くなるほど、前の馬を重視」
と覚えておけばOKです。
初心者はどう予想に活かす?
道悪の日は、まず
- 過去に道悪で好走しているか
- ダート実績・パワー型か
- 先行できる脚質か
をチェックしましょう。「能力は高いけど差し馬」よりも、
**「能力は普通でも前に行ける馬」**を選ぶのが道悪攻略のコツです。

道悪は“がんばれる馬”が強い😊
切れ味より、前で粘れるかを重視してみてください。
③ 馬場状態が変わったときの実戦的な考え方
競馬では、当日の天候によって
レース直前に馬場状態が変わる ことも珍しくありません。
「予想したときは良馬場だったのに、直前で雨が降った…」
こんな場面で迷ってしまう初心者の方も多いと思います。
ここでは、馬場が変わったときに何を優先して考えればいいかを整理します。
馬場が途中で変わったときの予想の切り替え方 ←リンク貼る
馬場悪化時にまずやるべきチェック
馬場が「良 → 稍重・重」などに変わった場合は、
次の順番で考えるとブレにくくなります。
- 先行できる脚質かどうか
- 道悪・ダートでの好走経験があるか
- パワー型の走りをする馬か
能力比較よりも、馬場への適性を最優先に切り替えるのがポイントです。
良馬場想定だった予想の修正ポイント
馬場が悪くなったら、次のように評価を見直します。
- 差し・追込中心の予想 → 前に行ける馬を上げる
- 切れ味重視の馬 → 評価を下げる
- パワー型・粘り型 → 評価を上げる
「能力は高いけど後ろからの馬」よりも、
「能力は普通でも前で運べる馬」 を選ぶ意識が大切です。
逆に馬場が回復した場合は?
雨が止んで馬場が回復傾向なら、
- 極端な前残り想定は少し抑える
- 差し・追込馬を再評価する
など、良馬場寄りの考え方に戻すとバランスが取れます。
初心者向け・馬場変化のシンプルな結論
迷ったときは、次の一言で覚えておきましょう。
- 馬場が悪化 → 前・パワー重視
- 馬場が回復 → 能力・脚質を素直に評価
これだけでも、
馬場変化に振り回されにくくなります。

馬場が変わったら、予想も切り替え😊
「今日はどんな競馬になりやすいか」を考えるのがコツですよ。
④ まとめ|馬場状態と脚質をセットで考えるだけで予想は安定する
競馬予想が難しく感じる原因のひとつは、
「能力」だけで馬を見てしまうことです。
しかし実際のレースでは、
- 良馬場か、道悪か
- その馬は前に行くのか、後ろからなのか
この 馬場状態 × 脚質 の組み合わせで、有利・不利は大きく変わります。
✔ この記事のポイントおさらい
良馬場
- 能力・脚質がそのまま結果に出やすい
- 差し・先行ともに力を発揮しやすい
- 基本通りの予想でOK
道悪(稍重・重・不良)
- スピードよりパワー・粘りが重要
- 前に行ける馬が有利
- 切れ味タイプは評価を下げる
馬場が変わったとき
- 馬場悪化 → 前・パワー重視
- 馬場回復 → 能力・脚質を素直に評価
📌 初心者がまず意識したいこと
出馬表を見るときは、
「この馬は、今日の馬場でこの脚質は合っているか?」
この一言を自分に問いかけてみてください。
それだけで、
- なぜ人気馬が負けたのか
- なぜ穴馬が来たのか
が、少しずつ説明できるようになります。

馬場と脚質が噛み合うと、
「来る馬・消す馬」が一気に見えやすくなります😊
まずはここを意識するだけでOKですよ。
