「内枠が有利」「外枠は不利」
競馬を始めると、こんな言葉をよく耳にしますよね。
でも実際は、
なぜ内枠が有利なのか?
外枠は本当に買えないのか?
と聞かれると、意外と説明できないものです。
同じ馬・同じ距離でも、
枠順が変わるだけでレース結果が大きく変わることは珍しくありません。
それは、枠順が
スタート位置だけでなく、走るコース・位置取り・展開
すべてに影響する重要な要素だからです。
この記事では、初心者の方でも分かるように、
・枠順とは何か
・内枠と外枠で何が違うのか
・どんなときに有利・不利が入れ替わるのか
を、出馬表を読む視点でやさしく解説していきます。
読み終えるころには、
「枠順=なんとなく」ではなく、
理由を持って買い・消しを判断できるようになるはずです。

枠順は“ただの番号”じゃありません。
レースの流れを読む大事なヒントですよ😊
① 枠順とは?まずは超基本から
枠順(わくじゅん)とは、
馬がどのゲート(スタート位置)から出走するかを表したものです。
出馬表では、馬の名前の横に
「◯枠◯番」という形で表示されています。
この枠順は、単なる番号ではなく、
- スタート直後の位置取り
- コーナーまでの距離
- 走るコースのロス
に大きく関わる、とても重要な情報です。
枠番と馬番の違い
初心者の方が混乱しやすいのが、
**「枠番」と「馬番」**の違いです。
- 枠番:色付きで分けられたグループ(1枠〜8枠)
- 馬番:実際にその馬につけられた番号
競馬では、まず枠が決まり、
その中に馬番が割り当てられます。
例えば、
「1枠1番」は一番内側のゲート、
「8枠18番」は一番外側のゲート、という意味になります。
なぜ枠順が重要なのか?
枠順が重要な理由はシンプルで、
スタートしてから最初のコーナーまでの条件が変わるからです。
内枠の馬は
- 距離ロスが少ない
- コーナーを内側で回れる
一方、外枠の馬は
- 外を回されやすい
- 位置取りが難しくなる
といった違いが生まれます。
つまり枠順は、
**レースの流れを左右する「初期設定」**のようなものなのです。
初心者はここだけ覚えればOK
最初のうちは、難しく考えなくて大丈夫です。
まずは、
「内か外かで、走りやすさが違う」
という感覚を持つだけで十分です。
このあと、
- 内枠が有利になりやすいケース
- 外枠でも狙えるケース
を具体的に解説していきます。

枠順はスタート前に決まる“レースの条件”。
ここを意識できるだけで、予想が一段ラクになりますよ😊
② 内枠が有利になりやすい理由
競馬で「内枠が有利」と言われるのには、きちんとした理由があります。
それは、レース序盤の立ち回りが圧倒的にラクになるからです。
内枠の馬は、スタート直後から
- 走る距離のロスが少ない
- 自然と前めのポジションを取りやすい
というメリットがあります
距離ロスが少ないのが最大の強み
競馬は、基本的に内を通った馬ほど走る距離が短くなります。
特に、スタートしてすぐコーナーに入るコースでは、
外枠の馬
→ 外を回されて距離ロスが発生
内枠の馬
→ 最短距離でコーナーに入れる
という差が生まれます。
この小さな差が、ゴール前では大きな差になることも珍しくありません。
位置取りが安定しやすい
内枠の馬は、スタート後に無理をしなくても
好位置を確保しやすいという特徴があります。
- 前に行きたい馬はスムーズに先行できる
- 控える馬でも、内で脚を溜めやすい
そのため、
「枠順のせいで競馬にならなかった」
というリスクが少なくなります。
特に内枠が有利になりやすいケース
内枠の強みが最大限に活きるのは、次のような条件です。
- 小回りコース(中山・福島・小倉など)
- 直線が短いコース
- 逃げ・先行馬が揃っていないレース
こうした条件では、
内枠+前に行ける馬が、そのまま押し切る展開になりやすくなります。
初心者はここをチェックしよう
出馬表を見たときは、まず
「内枠に、前に行けそうな馬はいないか?」
を確認してみてください。
内枠 × 先行力あり
この組み合わせは、初心者でも狙いやすい王道パターンです。

内枠は“立ち回りのアドバンテージ”。
特に小回りコースでは、かなり大きな武器になりますよ😊
③ 外枠が不利と言われる理由と、狙えるケース
「外枠は不利だから消し」
競馬ではよく聞く考え方ですが、外枠=必ずダメというわけではありません。
ただし、外枠には内枠と比べて不利になりやすい条件があるのも事実です。
まずは、なぜ外枠が不利と言われるのかを整理していきましょう。
外枠が不利になりやすい理由
外枠の最大のデメリットは、レース序盤の立ち回りが難しくなることです。
外枠の馬はスタート後、
- 外を回されやすく、距離ロスが出やすい
- 内に入り込めず、ポジションが悪くなりやすい
- 前に行くには余計な脚を使う必要がある
といった不利を抱えやすくなります。
特に、スタートしてすぐにコーナーが来るコースでは、
この影響がそのまま結果に直結することも少なくありません。
外枠が特に不利になりやすいケース
外枠の弱点が強く出るのは、次のような条件です。
- 小回りコース(中山・福島・小倉など)
- 直線が短いコース
- 先行争いが激しいレース
こうした条件では、
外枠の馬が無理に前へ行こうとしてバテてしまうケースも多くなります。
それでも外枠が狙えるケースもある
一方で、外枠がプラスに働く場面もあります。
- 直線が長いコース(東京・新潟など)
- 大回りコースでコーナーがゆるい
- 差し・追込が決まりやすい馬場
こうした条件では、
外からスムーズに加速できる外枠の差し馬が力を発揮しやすくなります。
また、外枠の方が包まれにくく、
自分のリズムで走れるというメリットが出ることもあります。
初心者はこう考えればOK
外枠を見たときは、
- 小回り・短い直線 → 慎重に
- 大回り・長い直線 → チャンスあり
この判断だけで十分です。
「外枠だから消し」ではなく、
コースと展開をセットで考えることが大切です。

外枠は条件次第。
舞台が合えば、一気に主役になることもありますよ😊
④ 枠順と脚質の相性を考えよう(内枠・外枠×脚質)
枠順の有利・不利は、「内か外か」だけで決まるわけではありません。
実は、
その馬の脚質(走り方)と枠順が合っているかどうか
が、とても重要なポイントになります。
同じ内枠でも、
逃げ馬と追込馬では有利さがまったく違うのです。
ここでは、枠順と脚質の組み合わせをシンプルに整理していきます。
内枠と相性がいい脚質
内枠と特に相性がいいのは、
逃げ・先行タイプの馬です。
内枠の逃げ・先行馬は、
・スタート後すぐに内のポジションを確保できる
・距離ロスなくコーナーに入れる
・無理せず前に行ける
という大きなメリットがあります。
特に、
・小回りコース
・直線が短いコース
では、
内枠+逃げ・先行は王道の好条件になります。
内枠と相性が悪くなりやすい脚質
一方で、内枠がマイナスに働くことがあるのが
差し・追込タイプです。
内枠の差し・追込馬は、
・前が壁になりやすい
・外に出すのに時間がかかる
・仕掛けが遅れてしまう
といったリスクがあります。
特に多頭数のレースでは、
「内で包まれて何もできずに終わる」
というケースも少なくありません。
外枠と相性がいい脚質
外枠と相性がいいのは、
差し・追込タイプの馬です。
外枠なら、
・包まれにくく、視界が広い
・外に出すロスがない
・自分のタイミングで仕掛けやすい
といったメリットがあります。
特に、
・直線が長いコース
・大回りコース
では、
外枠+差し・追込がハマると、一気に差し切る展開も期待できます。
外枠と相性が悪くなりやすい脚質
逆に、外枠で苦しくなりやすいのが
逃げ・先行タイプです。
外枠の逃げ・先行馬は、
・前に行くまでに脚を使う
・外を回されて距離ロスが出る
・競り合ってバテやすい
といった不利を受けやすくなります。
特に小回りコースでは、
外枠の先行馬は慎重に評価したいところです。
初心者はこの組み合わせだけ覚えよう
最初は、次の4つだけ意識すればOKです。
・内枠 × 逃げ・先行 → ◎
・内枠 × 差し・追込 → △
・外枠 × 差し・追込 → ○
・外枠 × 逃げ・先行 → △
枠順は「単独」で見るのではなく、
脚質とセットで考えることで、予想の精度が一気に上がります。

枠順は、脚質とセットで考えるのがコツ。
この組み合わせを見るだけで、買い・消しが楽になりますよ😊
⑤ まとめ|枠順を読めると予想は一段レベルアップする
枠順は、「内が有利・外が不利」といった単純な話ではありません。
どのコースで、どんな脚質の馬が、どの枠に入ったか
この組み合わせを考えることで、枠順は「予想のヒント」から強力な武器に変わります。
今回のポイントを整理すると、次のようになります。
✔ 枠順の基本ルールおさらい
内枠が有利になりやすい条件
- 小回りコース
- 直線が短いコース
- 逃げ・先行馬が内枠に入ったとき
→ 距離ロスが少なく、立ち回りがラク
外枠が不利になりやすい条件
- 小回りコース
- 先行争いが激しいレース
- 外枠の逃げ・先行馬
→ 位置取りが難しく、余計な脚を使いやすい
外枠でも狙える条件
- 直線が長いコース
- 大回りコース
- 差し・追込馬が外枠に入ったとき
→ 包まれず、自分のタイミングで仕掛けやすい
📌 初心者はこの考え方だけでOK
最初は、次の流れで枠順を見てみましょう。
1️⃣ コースを見る(小回りか?直線は長いか?)
2️⃣ 枠順を見る(内か外か?)
3️⃣ 脚質を見る(前に行く馬か?差す馬か?)
この3つをセットで考えるだけで、
「なんとなくの予想」
→ 理由のある買い・消し判断
に変わります。

枠順は“運”じゃなくて、ちゃんと使えるデータです😊
距離・コース・脚質と組み合わせれば、人気馬を疑う根拠にも、穴馬を狙う理由にもなりますよ!
